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廊下に人がいないことを確認し、あたしたち6人はゲーム研究会の鍵を開けて部室内へと侵入した。


そこには昨日と変わらない景色が広がり、見ているだけでドキドキしてくる自分がいた。


「ドアの鍵は念のためにかけておこう」


カズヤがそう言い、鍵をかけなおしている。


人がいるとバレるわけにはいかないので、電気も付けられないままだ。


カーテンを開けることもできないし、部屋の中は薄暗くて少し異様な雰囲気が漂っていた。


「よし、じゃあ、手分けしてゲームを探すぞ」


カズヤの言葉を合図にして、あたしたちはタイトルもわからないゲームを探す事になったのだった。