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翌日の昼休み時間。


お弁当を食べ終えたあたしと香菜美は図書室へ来ていた。


案の定、今日もカウンターの中にカズマはいた。


真面目に委員の仕事をしてくれているので、会いたいときに会いに来ることができて助かる。


しかしカズマはあたしの顔を見るなり大きくため息を吐き出した。


「何度も何度も、よく会いにくるな」


あたしが口を開くより先に、カズマから嫌味を言われてしまった。


「そうなんですよ。あたし、カズマ先輩のファンですから」


嫌味交じりの冗談を言い、カウンターの前に立つ。


「どうせまたここじゃ話せないことなんだろ?」


「よくわかってるじゃないですか」


あたしはそう言い、カズマを引き連れて図書室を出たのだった。