「いいよ。どこか行く?」 「い、いいんですか!?」 大田君は本気で驚いてそう聞いて来た。 「うん。ファミレスでいいかな?」 「もちろんです!」 あたしの対応に、大田君は今にも飛び上がらんばかりに喜んでいたのだった。