「こちら、翔輝のお母さんです。」

家に帰るとお母さんにりっちゃんのことを紹介した。

「はじめまして。翔輝の母の佐川莉穂です。うちの息子がお世話になっています。」

「いえいえ、そんな。こちらこそお世話になりっぱなしで申し訳ないくらいですよ。」

お母さんたちは親がよく言うセリフを言っていた。

「立ち話もあれですし、お茶でもどうです?」

「いいですね!そうしましょ。」

三人でお茶会をすることになってしまった。

何を話すんだろ。