「適当に座って。」

着いてすぐ、勉強することにした。

幸い、誰もいなかった。

黙って勉強している西牧の顔をまじまじと見てしまった。

真面目なところって可愛いな。

とか、思いながら。

「え、何。」

「可愛いなーって思ってた。」

「……勉強してよ!」

「はいはい。」

なんか、楽しいな。