瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~



「ご、ごめんなさいっ!」

あたしは邪魔になっている自分と自転車を起こして走った。

自転車にはもう乗れない、どこかに置いていかなきゃ……

だけどオシャレなショーウインドウが並ぶ街並に、自転車を置けそうなところなんかなくて……

あ、あそこ。
あのフライ屋さん!
前に秋田君が友達がやってるって言ってたお店だ。

あたしは藁にも縋る思いでお店の裏手に自転車を停めて、店の中を覗きこんだ。

「あーすみません、そこは自転車困るんですよ」

お店のスタッフさんに怒られてしまった。