「なんか、2人の雰囲気柔らかくなったなーって。気のせいか……え、でも…。やっぱりさっきの雰囲気はおかしいよね?永倉さんもちょっと笑ってたような気がするし。いや、それはないか。でもあるかもしれない」
なんてブツブツと呟く沖田さんは無視して、私と永倉さんと隊士たちは歩きだした。
「ちょっとぉ!!!なんで先行っちゃうの!僕が喋ってたのに!!」
「お前が遅いからだろ」
「そうですよ沖田さん」
「え?え?え?やっぱり気のせいじゃなかった!!二人なにかあったの?!」
「何もねーよ」
「ホントにぃ????」
永倉さんは、片眉を上げて顔をのぞき込む沖田さんに、「とっとと歩け」と呆れたように言った。
「絶対なにかあったぁぁ!!!」
沖田さんは、子供が駄々をこねるようにその場で足をじたばたさせた。
なんか、かわいいかも。
「沖田さぁん、早く行きましょ〜」
「む」
「沖田さんってなんか子供っぽいですよね」
「昨日は変人呼ばわりしたかと思えば今度は子供扱い?!いい加減にしてよ!!君も十分変人なんだから!」
「まぁまぁ。総司はいつまで経ってもガキだからな。仕方ねぇことだ」
「ちょっと左之さん!!酷いよ!僕もう21なんですけどー!!」
私の2つ上なんだ。


