「君もお風呂入ってきなよ」
「はーい」
トットットと足を音を立てて廊下を走ると、明かりのついた部屋の向こうから、怒鳴り声が聞こえた。
「廊下を走るな!」
「っはい!!すみません!」
襖から顔を出したのは土方さんだった。
「なんだお前か。どこへ行く」
「お風呂です!」
「そうか」
土方さんはそのままスーっと襖を閉めた。
私は静かにお風呂へ向かうと、早速湯船に浸かった。
「あ〜……極楽極楽」
湯の気持ちよさに、思わずウトウトしてしまった。
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「ねぇ。いつまで入ってるの?」
扉の向こうから聞こえてきたのは沖田さんの声だった。
「……しゅみません。今、出まひゅ」
あれ、舌が回らない。
「何?聞こえない。………もー。早く出てよね。外で待ってるから」


