一番味方でいてくれた人
大切な友人
誰より守ってくれた人
自分を形成し
無条件で大切にしてくれた
そんな人達を
どうして奪われないといけなかったのか
なぜこんなにも
大切な宝物ばかり
この手のひらから零れ落ちていくのか
そんな人生に意味を見出すことなど
できるはずがない
失った人を取り戻すことはできない
ただ
残された思い出にどうしようもなく
縋って
打ち拉がれるだけ
前を見ること、未来に目を向けること
かつて想像した微かな幸せが
何もかも消え去った
あれからいつも
早く同じ世界に行って
会いたいと思う
彼等いないこの世界は
呼吸の仕方を忘れるように
辛すぎた



