恋愛(ピュア)
完
aona/著

- 作品番号
- 1530345
- 最終更新
- 2018/11/30
- 総文字数
- 108,313
- ページ数
- 196ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 27,556
- いいね数
- 1
わたしたちの繋がりは誰にも消せはしない
・・・・・・・
人見知りで内気な
年下女子
坂口(→梅川)綾
×
優しくてイジワルな
年上男子
前原 優
・・・・・・・
『綾、こっち向いて』
『ダメだよ。だって……』
『本当はもっとキスしたいくせに』
『……優のイジワル』
誰が何を言おうと関係ない
わたしはこの恋を貫いてみせる
☆2018/10/28〜2018/10/31☆
この作品のレビュー

2020/06/02 17:12
投稿者:
夢雨
さん
これは特別じゃない、ひとつの恋のお話
つらいとき、傍にいてくれた人。話を聞いてくれた人。優しく背中を押してくれた人。 ただ、そういう存在に惹かれただけ。素直に好きだと思っただけ。 あらゆる場所にあらゆる“想いの形”があり、いまではその多様性がかなり受け入れられてきているけれど、どうしたって許されない恋はまだあるんだと思う。 綾と優も、世間一般に見ればきっとそうだった。たくさんの壁や障害が目の前に立ちふさがり、もしかしたら必要以上に苦しい思いをしたのかもしれない。 『わたしは他人に認められるために恋をしているわけじゃない』 この言葉がとても胸に刺さりました。 始まり方と終わり方がとても好き。こういう未来を選択したことに作者様の想いがじんじん伝わってきます。 なにも特別なことなんかない。 世界で一番似ている赤色を持っている人を好きになっただけ。 そんなふたりのありふれた、だけどとても大切な恋が、なにより愛しいお話です。
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