月明かりの下の舞踏会





すると窓がカタカタとうるさく揺れたかと思えば、バンッと窓が開き……青白い光と共に大きな鎌を持ったーーゴースト達が現れた。

ありえないこの状況に、悲鳴すら出てこない。

さっきまで暖かい雰囲気があったホールは気づけば、私を突き放す空気に包まれていた。

ホールの隅にあった鎧がガシャンとゆっくりと音を立てて、動き出した。

こここここ、こ、こんな非現実的なこと起こるわけない!!

でも目の前に見えている光景は全て……現実で……

恐る恐る前を見つめれば四人が不敵に笑っている。