私が4歳か5歳くらいのとき。あまりはっきりとはおぼえてないんですが。
当時、住んでいた家の2階に祖父の部屋があって、そこは自由に出入りできる部屋で、幼稚園の友達の女の子が遊びに来ていました。

私が王子様みたいな帽子(『リボンの騎士』のサファイヤがかぶっているような)をかぶり、その女の子は祖父のベッドに横になっていました。
それを私が枕元で、その場に座って眺めていました。
あのとき、ちょっとだけドキドキしたのをおぼえています。