するとお母さん、「素敵! そんな自然に和歌が詠めるなんて」と、自分も和歌が好きだと話し始め、まさかのお母さんも和歌モードになり、紫式部の和歌を詠みあげる。

誰一人、ツッコむ人がいない!(笑)
変な人だとまったく思っていない様子のお母さん。

ところで、あとで出てきますが、紫式部は源氏物語の作者。これ、ちょっと伏線になってます。

中くんは光くんのことを、その場にいるだけで「場が華やぎ、皆、それだけで心が満たされてしまう」と。光の君はそういう役割を生まれ持っていると。そんな彼にはかなわないと思っている、と沙織に打ち明ける。

いるよなぁ。その人がいるだけで、その場の空気が明るくなる人って。