『バリバラ』で、幻覚と妄想によって存在している男性と結婚式を挙げたい、という女性がいました。

この女性は統合失調症で、その症状によってその男性はこの世に存在しているわけです。

その人はどんな人かというと、悪魔で、頭にツノがあり、背中にコウモリみたいな羽が生えているそうです。

「え、存在しないんでしょ? そんな人と結婚って、どういうこと?」と、この女性の言ったことを全否定しようと思えば、簡単にできます。
でもこれって、言いかえると、家族も含め、周囲の人に「理解してほしい」ってことではないでしょうか。