でも、少し前にEテレで見たドキュメンタリー番組で印象に残っていた、路上でパフォーマンスをして投げ銭を稼ぐ大道芸人、ギリヤーク尼ヶ崎さんをとりあげていて、久しぶりにギリヤークさんのパフォーマンスを見ることができた。パーキンソン病を患い、思うように体が動かないときもあったけど、魂を見せられているような動きは、まだまだ健在だと思った。

この番組は、一人の人間を長期にわたって密着するので、その人のことをまったく知らなくても、番組が終わる頃にはいつの間にか感情移入していたり、逆に嫌だな、と思うようなものを見てしまったら、こうして文章にしてネットで誰かに読んでもらいたくなるぐらい、なにかを考えさせられる番組だ。