福祉関連の番組って、『バリバラ』、『ハートネットTV』、あと1年に1回の『24時間テレビ』くらいしかない。

オリンピック、パラリンピックが放送されているときはテレビに車いすの方が出るんですけど、それって一時的で、すぐに見かけなくなります。
普段から、車いすの方が当たり前のように出ている番組って、ないですよね。

2018年、R-1で優勝したのは、濱田祐太郎という盲目の漫談家の方でした。

そのご褒美的な特番を見たんですけど、好きな声だという小倉優子さんと鈴木奈々さんと3人で街ブラロケをしたり、時事問題の作り方を教わろうと、爆笑問題の太田さんと対談したり。

それを見て思ったこと。障害がある人を、「感動」以外でテレビで見ることってあんまりないな、と。

でも、あの番組は、見ている人を「感動」させよう、なんていうのはなかった。いちバラエティ番組として成立していました。