テレビの感想文

凛子が、亡くなった。
会議室に集められた編集部員たち。

脳動脈が破裂して、亡くなったという。脳の血管が膨らんでいる状態で、それが破裂するかどうかはわからない。凛子は、前もって準備をしていた。

(そういえばさっきの、スローモーションだった凛子の服装、黒い服だったな……)

礼にたくされていた、凛子からの遺言。自分の葬儀は、NOA編集部にお願いしたいこと、
参列者の服装は「全員喪服ではなく、最も自分らしい服装で来て頂きたいです。」

凛子が大和に出した最後の宿題は、終わらなかった。




会社の前で、凛子の父親に声をかけられた大和。凛子から話を聞いていたという。

娘は、見た目にとらわれていた。そのために、見た目を良くしようと頑張っていた。

「瘦せなきゃいけない、着飾らなきゃいけない、そんな圧力で、外見のことばっかり考えて生きてきたあの子の人生は、幸せだったのかなぁって…」

「……」

何も返事ができない大和。

「結局、最期は骨になる。見かけよりよっぽど大切なことが、人生にはいっぱいある。なのにどうして見た目ばっかり気にしてしまうんだろうな…」

確かに、ダイエットして、ファッションの勉強をして、努力したと第5話で凛子さんが言っていたけど、それは父親から見ると「とらわれて」いて、苦しそうに見えたのか。

でも、自分の好きなファッションに関する仕事に就けたんだし、幸せだったと思う。