そうして紆余曲折あって、成海は婚活から、終活、さらには自分が亡くなるまでについて、考えるようになっていく。



ところで、伯母がまだ若かった頃、家に来て、鳴海の母親を見下すような発言をしていたとき。まだ子どもだった鳴海は、伯母の側に立ち、いっしょになって母綾をけなすような発言をしてしまっていた。

自分が昔、母親にひどいことを言って嫌な思いをさせていた、と父親に指摘され、思いだした鳴海。

鳴海が子どもだった頃の記憶の中では、伯母は、きれいな女性だった。
けど、伯母はその後も独身のまま。同一人物とは思えない(実際、時間が経ったあとの伯母は別人が演じていたが)ほど、歳をって老けこんでしまい、体型はいかにも中年らしい、ふっくらとした体型に変わり、かつての外見の美しさはなくなってしまっていた。

そして、外見が変わったことによって、もう、男性から「女性として」見られなくなるわけで。

このへん、見ていてなかなか、きつかった。なんだよ、現実つきつけ過ぎだよ、NKHさん!(笑)

しかし現実問題、あの伯母のような状態になる可能性……、高いんだよな。うーん。死んだあとのことなんてどうしようもないじゃん、とも思ってしまう。そんな私は死後、腐乱死体で発見されてしまうのだろうか。


視聴した番組
『ひとりでしにたい (1)39才、×婚活 ○終活、はじめました』
2025年6月21日