電話で話しているうちに、自分がだまされた、と気づいたエースさん。
お金は、取られてしまった。

寺家「これが、エースが東京でしくじりそうな、1つ目の問題です」

若林さんが、「これヤバいな」と言っているのが聞こえた。うん確かに。

寺家「ピュアすぎて、アホほど人を信じすぎてだまされる。

エースはとにかく、ピュアでまっすぐなやつで、いろんなことをまじめに信じすぎるので、東京でだまされないか心配です」

すでに大阪にいたときに、エースさんが相手に言われたことをそのまま信じてしまったがために起きたエピソードがいくつか。




次は、パチンコ屋で出会った見知らぬおじさんに、1万円を貸してしまった、

2 パチンコのおっさん1万円貸して事件

エース「僕がパチンコ屋さんで99分の1のパチンコを打ってまして、おっちゃんがのぞいていて、出るのか?みたいな。

いや、出るかどうかは自分次第ですよ、って」

エースさんが芸人だと知ると、
そのおっさんは、そこのビルを建てていて、人手が足りない。芸人を誰か紹介してくれ、と。

その人の事務所だというビルに入っていき、ついていくと、「名刺がない」。

そこは難波で、これから京都に行く「タクシー代がないからちょっとお金貸してくれ」と言われ、
「このパチンコ屋にずっといるんでいいですよ」と夜までパチンコ屋にいるから、と言ってお金を貸した。

しかし、おっさんは帰ってこない。



エース「いや、俺なんで99分の1で、3万も負けなあかんねん」

寺家「そこじゃない、そこじゃない」

澤部「99分の1がどんだけ負けるか知らないから」

ずれてるー……。怒るポイント、そこじゃない。おじさんが1万持っていっちゃったところですよ。

んー、これはいわゆる、寸借詐欺か。

Googleで調べてみたことをまとめると、
「緊急の用がある、と言ってお金を借りるが、最初から返す気がない」
「人の善意につけこみ、少額を借りるふりをして、だまし取る」

でも金額が寸、少額じゃないよ。

エース「(澤部さんの指摘に)あっ……。
(そのパチンコ店の)MAXは、319分の1なんですよ。で、勝負も賭けたいところですけど、

それまでに(お金が)なくなってしまったら、
おっちゃんを待たれへんと思って、ずっと99分の1を」

寺家「あっ、待つために、減りが少ない台で」