テレビの感想文

昔、『ショムニ』というドラマがありました。
江角マキコさん主演のフジテレビのドラマで、白い長そでのシャツに水色のベストとひざ上のタイトスカートを着た江角さんが、
脚立をかついで廊下を歩く姿は、いまでも印象的に残っています。

まだ景気が良かった頃につくられたドラマでもあり、それもあってか、会社なのにやたらと行事(イベント)のある会社だった、満帆(まんぱん)商事株式会社。会社が舞台なのに、働くことの大変さはそんなに感じなかった。

このドラマが始まる前、電車の中吊りポスターで、タイトスカートから出ている江角マキコさんさんの足を見て、「長い……」と驚いたのをおぼえています。

いま、このドラマを再放送で見る機会はなくなってしまったけど、見たらきっと時代を感じさせるドラマ。

主人公、坪井千夏はこんなことを言っていました。

「女の価値は男の数で決まる」

それに対し、千夏にライバル意識むき出しの秘書課の杉田美園の持論は

「女の価値は男の総資産額で決まる」

しかし、女性の「価値」を決めるものさしで、なんで「男性」がいるのか。一見、自分の価値を自分で決めているようで、どちらも男性がいないと成立しないものさしになっている。

第一、ジャッジするって上から目線なもの。『ショムニ』が放送されてたあの頃は、女性は男性から「女の価値」を判断されるものだ、という価値観が存在していた、ということか。