もし、当時「話せる友達がいたら、違っていたのでは」と加護ちゃん。

芸能界のことは知らないけど、芸能人として売れなかったら、その人はどうなるか、ということなら少しだけ知っている。

昔、ある週刊誌で、安室奈美恵さんが歌手として売れる前、同じ時期に歌手になるため頑張っていた女性が話したこと。その週刊誌の名前も、その女性の名前も記憶に残ってないけど、記事の内容は残っている。

その女性いわく、「気がついたら、まわりにいた大人たちがいなくなっている」。そして、いなくなって初めて、「自分は価値がないと判断された」と気づく、と。

結局、女性は歌手として芸能人になるという夢をあきらめ、別の道に進んだ。一方で、安室奈美恵はデビューし、またたく間に売れていったという。



1回目の謹慎後、しっかりとまじめに生活し、「毎日必死に生きてました」と加護ちゃん。

来年、20歳に写真集を出して、復帰だ、と事務所から言われ、「初心に戻って、ファンの方に感謝を伝えたい」と思っていた。謹慎期間のあいだも、ファンの方たちが励まし、応援してくれていたそう。

が、しかし、2007年3月。
再び喫煙しているところを週刊誌に撮られてしまう。当時、加護ちゃんの年齢は19歳。

なんで、20歳になるまで我慢できなかったのかね……。

このとき、教室は笑い声とともに「なんでだよ!」という声が。