例えば、テレビでの「不倫」のあつかい方。不倫をした芸能人がどうなったか。

昭和と令和だと、現実世界ではぜーんぜん違う。昭和のあの頃は、いまのように「炎上」がない。芸能人だし、それぐらいあるよね、程度の反応だった。

ドラマで不倫をとりあつかったら、ドラマなのに(つまり、フィクションなのに。実際に起きてることじゃないのに)出演者のツイッターに批判の声が、なんてこともありました。

あのー、ドラマですよ? 
ある意味、言われた俳優さんは、役者として演技がすばらしかったからそうなったんでしょうけど、だからってねえ。クレームの声を直接本人に言いたくなるほど、見た人の心を動かした、ってことでしょうか。

時の流れに人はさからえない。スカートの丈が足首まで隠れるほど長いスカート、セーラー服に赤いスカーフ。私から見れば、それは過去の物だけど、いま、10代の若い人から見れば、私にとっての「普通」や「これ、当たり前」は、「古い」「ダサい」「え、何それ?」と思うものになっているかもしれない。