主人公の小川市朗（阿部サダヲさん）が、昭和から令和に。1986年と、2024年。あのおじさんが、この制服を着てる少年。

でも、タイムパラドックスが起きると、未来が変わってしまう。

そのタイムパラドックスは、過去と未来の人が一線を越えようとすると起きる。
過去の人と未来の人がいちゃいちゃして、触れ合ったら「ビリッとする」。バラエティ番組の罰ゲームみたいな、静電気みたいなものらしい。これ、痛いので、抑止効果はけっこうある。

それと、家族のものがたりでもある。父親としては、娘のことが心配でしょうがない。

娘が「チョメチョメしちゃう」は、市郎の口ぐせ。心配なのはわかるけど、人前でそれを言うのは、令和でも昭和でもそんなに良くない気がする。