永野さんも久保田さんも、テレビ以外の媒体、SNSで配信をして、よじょうさんの魅力をわかってもらうのはどうかとすすめていました。

若手の芸人さんはいま、みんな配信しているのが当たり前だそうで、テレビで芸人の方が言った話だと、「バイトをしてる芸人を探すほうが難しい」くらい、みんなそれなりに稼げるようになった。だから、仕事がない、稼げなくてハングリー精神が……、ではなく、そもそもハングリー精神自体、なくなる環境になったそうで。

言いかえれば、売れるまで経済的にも精神的にも辛いことがなくなってきた、とも言えるけど、ひと昔前の芸人のイメージは古いってことか。ハングリー精神、なくても売れる人は売れる、かもしれない。

令和ロマンなんてそうじゃないですか? ガツガツ貪欲に、絶対売れるぞ!みたいな、言わなくても出てくるようなものを感じない。もちろん、見えないところですごい努力してると思いますけど、テレビで見てると「前に出て!」「爪痕残す!」みたいな雰囲気がない。冷静に、効率的に、無理をしないで頑張ってるような。もしこれが間違っていないのだとしたら、現代的ですよね。

久保田さんから、テレビに出る以外に、何かできることを探しておく、とアドバイスが。