シロさんにとって、好きなタイプだったというノブさん。でも、賢二と違い、なんだか冷たいというか……。
シロさんが作る人、ノブさんが食べる人、と決まってしまっているような関係。

シロさんが作った者に対し、賢二って「おいしい」と伝えるだけじゃなくて、この〇〇がパリパリしてておいしい、と具体的に伝える。これ、作った人は嬉しいよね。頑張ったかいがあったと思えるし。

賢二は、自分もシロさんも働いて、疲れているときでも当たり前のように2人分の食事を作るシロさんに、感謝の気持ちをちゃんと言葉にして伝える。

仕事で遅くなって帰宅したシロさん。
先に帰っていた賢二は洗濯物をたたんでいて、「ごはんは飯炊いておいたから」と。「助かる―」とシロさん。

さらに、賢二は排水ポンプを買ってきていた。これで万一、水が出てもお風呂場に流せる。「ありがとな、賢二」「ううん、良かった」