女性の私は共感したり、気持ちがわかるからこそ胸が痛くなったりしたけど、
じゃあ、男性が見たらどうなの? と思っていたら。

ある日、YouTubeで、ニューヨークの嶋佐さんが、『明日カノ』の漫画を読んでいる、ドラマも見ると相方の屋敷さんに話している動画を見ました。

でも、ドラマの『明日カノ』を見た感想を話してる動画は見てないんですよ。というより、ないようで。うーん、見てみたかったなぁ。ゆあてゃについてどう思ったか、とか、男性でもああいうストーリーだと見ていて辛くなったりするのかな、とか。


このドラマのタイトル、『明日、私は誰かのカノジョ』について考えてみた。

登場人物の職業が男性を必要とするものだったり、つい男性にのめりこむような関係になってしまったりする女性を表してると思っていた。まるで、自分が人のモノであるかのような、どこか危うい感じ。

でもSeason2の最後には、
江美が「”私が”自分で選んだ人生を生きていく」と語っている。
ラストシーンで、夜の街を歩く彼女のまわりに男性が一人も出てきていないところも、なんだか意味ありげに見えたし。

自分をとり戻し、自力で自分を肯定する。誰か、男性に言われた言葉で自分はこうだと思うのではなく、自分の心から出た声で自分を見る。タイトルとは違った女性のイメージを感じさせるところが、いいなぁと思いました。

参考
『明日、私は誰かのカノジョ Season2 最終話【ドラマイムズ】』(最終回)
2023年6月28日

【漫画】なぜニューヨーク屋敷は小さい女性が好きなのか? 実写化した映画・ドラマの話
(ニューヨーク Official Channel)