伊織と繁華街を歩く江美。最後は、江美の心の声でモノローグが語られる。

「理想の人生を歩めたのか。そんなのどうせ、この先もずっとわからない」

ふと、店の中の姿見に映る自分を見る江美。伊織に呼ばれ、また歩き出す。

「だから私は、私の今日を受け止める。
 
 私が選んだ今日を、生きていく」

ラスト、江美は明るく笑っていて、まあ、どうにかこうにかハッピーエンドってとこでしょうか。ただ、レター先生には何百万も使っちゃった、と伊織に笑って話していて、その金額がすごいけど、ふっ切れてるみたいだし。