レター先生に、江美は自分の思いをぶちまけていく。
「目をそらしてはいけなかった。見ないようにして、
なかったことにしてたこのクソったれな人生と向き合わなきゃならなかった」
「自分の意志で、自分の道を決めなきゃいけなかった」
「先生には感謝してます。でも、もう先生に頼らないで、
私の責任で、これからは生きていこうって思います」
と、なんと、レター先生との決別を宣言するのである。
そんな江美にレター先生、「よく気がつきましたね」などと言うんですけど、基本、占い師は自分からはっきりと、これは〇〇です、とは言わずに、相談者に言わせるんだよね。なんだか、レター先生に導かれて、江美がこの結論を出した、みたいになっているけど。
「最後にいっしょに笑いましょう」とレター先生に微笑みの顔で言われても、表情を変えないまま「ありがとうございました」とスマホをタップして終了させた江美。おお、洗脳を解いてる。
そして、江美はノートをめくる。「なりたい自分ノート」と表紙に書かれたノート。
1ページ目には、何かが箇条書きしてあって、その次からは、びっしりと文字で埋まっている日記が書いてあった。
「目をそらしてはいけなかった。見ないようにして、
なかったことにしてたこのクソったれな人生と向き合わなきゃならなかった」
「自分の意志で、自分の道を決めなきゃいけなかった」
「先生には感謝してます。でも、もう先生に頼らないで、
私の責任で、これからは生きていこうって思います」
と、なんと、レター先生との決別を宣言するのである。
そんな江美にレター先生、「よく気がつきましたね」などと言うんですけど、基本、占い師は自分からはっきりと、これは〇〇です、とは言わずに、相談者に言わせるんだよね。なんだか、レター先生に導かれて、江美がこの結論を出した、みたいになっているけど。
「最後にいっしょに笑いましょう」とレター先生に微笑みの顔で言われても、表情を変えないまま「ありがとうございました」とスマホをタップして終了させた江美。おお、洗脳を解いてる。
そして、江美はノートをめくる。「なりたい自分ノート」と表紙に書かれたノート。
1ページ目には、何かが箇条書きしてあって、その次からは、びっしりと文字で埋まっている日記が書いてあった。



