心の病気なんて、誰でもなる可能性はある。
このコロナ禍で、ストレスのせいで具合が悪くなってしまった人は、大勢いるはずなのに。

新型コロナウイルスが猛威を振るう、それより数年前のこと。
心療内科の予約をしようと思ったら、予約がいっぱいで、2週間以上先じゃないとダメだったことがある。

もしかすると、精神科と心療内科のお医者様は、いますごく稼げる時代なのかもしれない。

しかし、心の病気になる人が多い反面、心の病気についてはまだまだ知らない人が多く、誤解や偏見がある。

この番組を、私は母と祖母と見ていた。

「家がなかったら治るものも治らないよ」と言うと、
祖母は「そりゃあ怖いもんね」と一言。

この発言に、思わず「なに言ってんのよ」と、祖母に意見してしまった。
あんたの孫は、昔、心療内科に通ってたんだぞ。

私は精神障害者ではないけど、あの頃は、薬を飲んでやっと眠ることができ、家から出ることはほとんどなかった。あの状態で、家を貸してほしいと思っても、おそらく無理だっただろう。