愛理の名前は、チカラがレゲエが好きで、レゲエの曲で「アイリー」って叫ぶから、その意味を調べたら「最高の楽しい」っていう意味だった。そこからとったと。

チカラ「12年だから、日にすると365×12で……」

愛理「4380日」

早っ。アイリ、計算早い。
その長い時間、チカラは日々、楽しいと思えた。

高太郎と愛理にチカラが話しているのを見て、思ったこと。
2人とも、教室にいたら、少し目立ってしまうようなこどもなのかもしれない。

それは、良くも悪くも、本人の「性格」とか「個性」なので、別に、直したり、変えなければいけないものではない。

親が子どもにすることって、いろいろあるけど、そのひとつが「自己肯定感を与えること」だと思う。チカラは、それがちゃんとできていますね。


直さなければならない、といえば、いま、1人で家にいる、高次学でしょう。
カフェにいたチカラが見たのは、口の中の口内炎に綿棒で薬を塗っている学でした。

達代さんはアパレルショップで働くようになり、もう、「自分は1人では生きていけない」という思いの「呪い」からは解放されているし。