テレビの感想文

そこに、道尾頼子が。(松嶋菜々子さんね)
チカラが清江さんを見なかったかたずねると、「知ってる」「占ったらすぐわかるから」

え?

チカラ、外に出た。灯りから電話がかかってくる。頼子のタロット占いで「北よ」と言われて、言われたとおりに探していた。

それ信じるなよ。

「そう……」
灯、軽くあきれてる?

灯、託也にチカラの過去について話す。
チカラが高校生のとき、母親が脳卒中で倒れ、亡くなった。看病していた父親は抜け殻のようになり、その気持ちがわかるチカラはそっとしておいたが、父親は自殺してしまった。

父親の話を聞いてあげればよかった、とチカラには後悔が残った。

「だから辛い思いをしてる人を見ると、ほうっておけなくなっちゃったのチカラくん。あれはやさしさっていうより、習性みたいなもんね。マグロは泳いでないと死んじゃうみたいな」
と灯。

なんと、チカラのやさしさは、後悔から来ているものだった。
確かに、やさしさではなく、習性っていう言葉が合うぐらい、おせっかいするのをやめようとしないしね。
自殺か。こういうところが遊川さんっぽいなぁ。