それに、『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』という、このドラマのタイトル。
「なんだろう?」と思わせる力は、2019年上半期のドラマのタイトルの中で圧倒的に強い。一回見聞きしただけで印象に残る。

別のテレビ局ではクレームが来たのを理由に、タイトルが放送前に変わってしまった。

これについては、「「ブス」は使ってはいけない言葉?」というタイトルで書いたし、いまさらこんなことを言っても、というのはわかってはいる。いるけれど。それでも、あえて言う。

『ちょうどいいブスのススメ』
と、
『人生が楽しくなる幸せの法則』というタイトル、
比較して「なんだろう?」と思わせる力を考えてみると、後者のほうが弱いと思うのは私だけだろうか。

興味ゼロをイチにさせ、放送時間にテレビをつける、もしくは録画しようと思わせるのは、タイトルだって大事なもののひとつだし、批判の声があってもそこは動じず、変えないという選択をしても良かったんじゃないのかな。

と、ここに書いたところで、いまさら……なんですけど。