この夫婦とあの両親、共通しているのは、現実をちゃんと見ていない、そのうちなんとかなるだろうと思っていそうなところ。

YouTubeや小説でお金を稼げる、と本気で思っているらしい夫に、姉は愚痴や諦めのようなことをカメラの前で口にするけど、夫になにか言うわけではない。
結局、二人とも似たような考え方の持ち主なんだろうなと思う。

最後に、姉夫婦が今より安い家賃の物件を探して不動産屋に来ていたのと、家族が望んでいた姉への訪問看護がスタートした、というところで番組が終わる。
なので、そんなに悪くはない、希望のある終わり方になっていた。

この姉の年齢は、44歳。
はたして、二人でやっていけるだけの収入を稼いでいけるのか。

その後、この夫婦がどうなったのか、お金を貸してと言ってきたのかこなかったのか、続編を見たい。

参考
『ザ・ノンフィクション ちょっと心配な家族がおりまして~母と私と姉夫婦の話~』
2021年9月26日