その日の夜、一条とディナーに行った沙織。

沙織「私、好きな人がいる。いたんだ」

と、一条に伝えると、

一条「その人って……、この前の、光さん?」

沙織が「うん」と言うと、

一条「OK。……じゃあ、待ってるよ。俺自信あるからさ。相手が誰でも関係ない。君を笑顔にできるのは、俺だと思う」

なんと、フラれてもあきらめない一条。


一方、光くんはもんじゃ焼き屋さんでバイト。
このお店、沙織や光たちが来てるお店。

バイト中の光。お客さんに料理を運ぶ動きが、平安貴族の独特な歩(あゆ)み。スピードが遅い。

その後ろで、詩織と中将が会っていた。
おねぇ(沙織)は日曜に、紫の上に会いに行くという。