スウェーデンでは、レイプ罪の対象になるのは、自発的に参加していない者に対して性行為を行った者。

つまり、「NO」と拒否した人、意思を示さなかった人に性行為を行えば、罪になります。

「YES meen YES型」と呼ばれ、性行為には、お互いの自発的な参加が必要、と定められているそうです。

2020年1月、日本記者クラブで、スウェーデン司法省ヴィヴェカ・ロングさんはこう言いました。
「加害者が男性であれ、女性であれ、”同意を確認するために何をしたのか”にフォーカスが当てられます。

この法律は、「すべての人が性的な自己決定権を持っていて、それが尊重されなければならないこと」を明確にしています」

さらに、スウェーデン検察庁、ヘドウィグ・トロストさん。
「この法律の長期的な目標は、人々の姿勢と価値観を変えることなのです」


さっき、被害にあった方が「警察に被害届を受理されなかった」と書きましたが、スウェーデンの法律と比べると、日本は被害者に対して冷たいような気がします。