次の日、ニューヨークの研修から帰ってきた、沙織の同期、一条が現れる。

会話の中に、急に流ちょうな英語が出てくる一条。

こういう人って、「すごい英語できる人」とプラスにとられるか、「日本なんだから日本語しゃべればいいのに」とマイナスにとられるか、好き嫌いが別れるタイプだと思う。

沙織、プレゼンに必要なUSBを家に忘れてしまった。光に電話して、USBを持ってきてほしいと伝える。
すると光、「夕江洲美位(ゆうえすびい)?」と。
そっか、平安時代にアルファベットないからね。

でも、USBが伝わらず、USBがついたノートパソコンを持ち上げ「どれじゃ?」。

光、沙織の職場がある建物の出入り口で、警備員に止められる。パソコンごと持ってきちゃった。
警備員に「アポとってる?」ときかれ、「阿鋪(あぽ)?」。アポの意味がわからない。
そこに沙織が。無事、パソコンごとUSBを受けとる沙織。