店内でおせち料理を食べている真知と新。
白浜、ジルバのことを本に書きたいという夢がある、と二人に言う。

すると、たん! と箸を小皿の上に置く真知。
真知「小学生の自由研究じゃないんだから」

新のナレーションによると、白浜は真知にかなり長い間、お説教をされたと。
そして大みそかの夜は過ぎ。
白浜と夜道を歩く新。白浜はブラジルに行って、賀太郎のことを調べたいという。

ブラジルでは日本人と言われ、日本ではブラジル人と言われる。
祖国を失ったジルバや賀太郎のことを書きたいと思ったのは、自分と似たようなものを感じたからなのかな、と新に言う白浜。

新「また来てください」
白浜「また来ます」
別れる二人。