雪でつぶれたトイレは、当時、戦争でアメリカ軍から攻撃されないよう、屋根が黒く塗られていた。それがかなり不気味に見えた。
子供たちには怖い場所、と認識されていたそうです。

1940年代の書籍『現代民話』によると、
「三番目の便所に化け物が出る」
「3番目の花子さんと呼びかけられる」
という。

つまり、トイレの花子さんを呼んでいる誰かの声が聞こえてくる、ということになる。花子さんではない、別の誰か。

事故の被害者は少年だと教えてくれた男性に取材。
校舎の二階からの雪が、下にあるトイレの屋根に落ちた。そのとき、「少年が死んだんですよ」とはっきりと証言。

その少年は、取材を受けた方の3期下だそうで、少年は当時小学校3年生ぐらい。

取材を受けたこの方は、事件のことはおぼえているけど、幽霊(トイレの花子さん)の話は知らなかった。