『ザ・ノンフィクション』は、短いダイジェストのような映像が最初に流れるんですけど、財布に70円しかない、っていうのを見て、その時点で、ああ、今回の人(番組スタッフが密着する人)はヤバい人だな、というのがわかりました。

六本木でキャバクラボーイとして働く、ゆうせいさん。26歳。時給1500円。
母親から家を追い出され、たまに実家に帰るときは母親がいないときに、開いている窓からこっそりしのびこんで入る。

ダイニングボードの引き出しの中にあった袋から、勝手に小銭を取り出し、それでラーメンを食べる。

「きちっとするのが、とにかく苦手のようです」
というナレーションが。