最初それは、授業中での些細な変化からだった。 「あれ? 先生なんで机に水置いてるんだろう?」 いつもは用意してないのに、その日、エイリーン先生は教壇の上に500mlの『水』の入ったペットボトルを置いていた。 エイリーン先生は授業中、生徒が発言しているときとかに、その水をゴクゴクと飲んでいた。 授業中に先生が堂々と水を飲むなんてちょっと不自然にも思えたけど、 「まぁ授業中でも喉乾いたりするだろうし、別に気にすることでもないか…」 と、そのときは軽く考えていた。