「あっ、限君来てくれた…!」 恵は泣きそうな顔で出てきた。どうやら無事みたいだ。 「ねぇ、さっき変な女子高生いなかった…?」 恵は俺に言った。たぶんそれは、あの『バラバラ自殺の少女』のことだろう。 「うん。階段ですれ違ったよ……」 「よかった、やっといなくなったんだ! ねぇ、聞いて。あの女子高生、昨日の夜から私の家の前にいて、包丁持ったままずっと覗き穴から私の部屋を覗いてたんだよ……!!」 恵は興奮した様子で俺に言った。