「ちょっと、待ってよ!!一年って…どういう事??」 「時空移動をした者の残りの時間。未来を救おうが救えまいが私は一年以内に死ぬんです。ペンダントを使ってここへ来た人達は何人もいます。でも、みんな死にました」 「っ」 「最後に味わうのは孤独と絶望。そして死です。自ら死を迎える者もいました」 「っっ……なんで、なんで文がっ」 「私も、なんで私なのってずっとおもってました。でも、私じゃなきゃ……皆に出逢えなかった」 「文……」