「文!!早く目覚ましてよ!!」 身体中包帯だらけの大島には生気がなく、見ていられなかった。 大島の目覚めない日々は、俺達にとって地獄の日々のように感じた。いつも楽しそうにやる剣道も気力を失い、元気がなかった。 総司はほとんど食事も口を通らず、斎藤はあれ以来誰とも言葉を交わさない。いつも明るい平助も暗く、どこか遠くを見つめていた。 みんながみんな、大島が居ないことに動揺していた。