沖田総司サイド


文と一緒にいきたい。そんな衝動を抑え、僕は精一杯の笑顔を向けた。



金色のは文の全身を取り巻き、大きな金色の塊となった。



チャリン………



鈴の音とともにその塊は一瞬にして光となり、天へと昇っていく。



僕は手を伸ばして光を追った。



……温かい。



文の温かさと、同じ。