絶望の島

「痛ぇ!」




太一がそう叫んで、床に膝をついた。




不意に現れたこの島の住人は、オレたちを敵視していた。




「お前ら、どうやってこの島に来やがったんだ!」




白衣を着た三人の男のうちの一人が、オレたちを威嚇するかのように叫んでいた。




「この島の人間は、手荒な挨拶をするんだな。

上等だ!」




いつもはクールな彩斗が感情をむき出しにして、この島の人間と向き合っていた。




「この島は大川高徳様が作られた桃源郷だ。

オレたち生物神教の信者は、高徳様を慕ってこの島に移住してきた。

この島は生物学者たちが住む島だ。

部外者はこの地を去れ!」