絶望の島

「もしかして、もうすでにこの島の人間が全員殺されているってことはないよな」




「可能性は0じゃないよ。

これだけ残酷に殺された遺体を見れば、あの怪物の気持ちがわかる。

あの怪物は、たった一人の人間も生かしてはおかないつもりよ」




「だけど、この島って、いったいなんだろうね。

人間がこんな小さな島に住もうと思ったら、不便なことばかりなはずなのに……」




「それじゃ、この島に住んでいる人間は、何か目的があってこの島に住んでるって言うのか?」




「そう考えた方がいいと思う。

だいだいこんな何もない小さな島に、人が住むのは不自然だよ。

何か理由でもない限り……」