絶望の島

「あの小屋に行ってみよう。

もしも誰かが襲われていたら、オレたちはそいつを助けるんだ」




「だけど、そんなことしたら、オレたちの命も危ないぜ」




「危険なのはわかってる。

だけどさ、オレはそんな危険に顔を突っ込みたい。

だってオレは将来、アクションスターになる男だぜ。

ここで逃げてちゃ、カッコ悪いぜ」




オレはいつも自分の行動に美学を持つ。




オレはいつだって、カッコ良く生きたい。




それがオレの憧れるアクションスターだ。