落ち着いたあたしは保健室へ行く

久しぶりに会ったお父さんは変わらなかった

「元気にやってんのか」

「……うん」

「愛菜ちゃんって子の家にいるんだろ」

「………」

あたしが泣くことしかできなかった

ぶたれると思ったのに優しい顔で

あたしを見るお父さん