「よし、明日のために甘いもん食いに行く?」

「神奈ちゃん、せめて高校生のお小遣いぐらいのにしてね?」

「誰も奢れなんて言ってませんからー。」

樹と神奈はそのまま教室を出ていった。


そんな事にも気付かず和樹は二人の姿を探し回っていた。