「あのなー。そーゆ気持ちは他人に聞いてもどうしようもならねんだよ!自分で気づけバカモン」

「波平せんせー…あたしには無理だよ。だってさーそんな感情あいにく持ち合わせてないんだもん」



そりゃ思春期に妹馬鹿の兄が邪魔してたんだからそーなるわな…

「つーか俺に聞くな。そーゆのは女子に聞けよ」

「あ、そっか。独身に聞いても無駄だよね」

「さりげなく俺のハートに傷をつけたぞお前」


じゃ!!と嵐のように去っていく神奈

やれやれと呆れながらプリントを
見つめる山口


「青春だねえー…」